ファスティングや断食で起こる好転反応とは?


ファスティングを行っている方の中には、実行中に頭痛や吐き気、目まいなど、何らかの体調不良が発生して危険を感じてしまうこともありますが、これらは好転反応と呼ばれるもので、確かにファスティングによってデトックス効果が得られつつあるという証拠症状になります。

ファスティングや断食で起こる好転反応とは?

好転反応とは、浄化作用とも言われており、身体が正しい状態、より良い状態へと変化しようとしているときに起こる反応で、その代表的な反応が、頭痛や吐き気、目まいなど、普通の状態に起きてしまえば不安に思うものですが、ファスティングに平行して引き起こされたようであれば、良い反応なのだと理解しておきましょう。

好転反応が起こるメカニズムは、ファスティングが持つデトックス効果に関係しています。
ファスティングでは食事量が制限、または完全に摂取しなくなるため、体は蓄積された添加物や有害金属などの毒素排出に力を発揮します。

これら毒素を体から排出しようとした場合、血液の流れに乗ることとなり、この血液中に毒素が運ばれることによって好転反応が起こってしまいます。毒素を排出するために血液に含まれるとはいえ、血液は体中を巡って、各臓器や細胞に行き渡ってしまいます。
それが機能に悪影響を及ぼし、何らかの症状が表にあらわれてしまい、私たちは危険を感じてしまうわけです。
しかし、毒素はずっと血液に留まり続けることはありませんから、しっかり排出されて血液がクリーンになれば症状は治まります。

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この好転反応が起きていることこそがファスティングの効果が得られている証明にもなるわけですが、その度合いは個人差があり、人によってはそれほど気がつかないレベルの症状もあれば、危険を感じてしまう場合もあります。
一時的な症状とはいえ、好転反応が酷すぎれば仕事や私生活に悪影響が及びかねませんので、結果が出ている証明とはいえファスティングに無理を感じた場合は、やり方を見直す必要もあります。

好転反応が出すぎてしまう、出やすい人には特徴があります。
一番なのは、過剰な肥満であったり、不摂生な生活を長く続けている人です。
このようなタイプは体に大量の毒素を抱えています。

体内の毒素が多ければ多いほど、ファスティングで排出される量も多くなるわけですから、その際に血液内に大量の毒素が流れ込み、好転反応もそれだけ大きなものとしてしまいます。
同じ目まいとしても、ちょっとだけくらっと来るだけの人もいれば、毒素が多く症状が酷ければ、倒れてしまう恐れがあるかもしれません。

明らかに肥満であったり、乱れた食生活や運動睡眠不足が該当する方は好転反応が酷く出る恐れがあり、大きな結果が得られやすいと同時に危険レベルの症状になりやすいので、ファスティングは十分な注意の上で行うようにしましょう。


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